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【業務連絡】似顔絵バトル告知、改め結果報告(爆)
2006年07月30日 (日) 22:21 | 編集
自画像01 告知だったはずなのに間に合わず、報告エントリーになってしまいました。
すみません・・・。

今回の似顔絵バトルは、1年半振りと言う事で手がついて行くか不安でしたが、結果はオーライ。お陰さまで、優勝させて頂きました。絵の出来は全体として60点といった感想。ですが何より、また似顔絵バトルが再開出来て嬉しかったです。

皆さんにはお忙しい中参加して頂きまして、ありがとうございました。
当日のレポートはエントリー後半で書くとして、まずは前回のつづきからです。結果速報をご覧になりたい方は公式HP(仮設)へどうぞ。
 
さて、今回は「似顔絵バトル」の成り立ちについてでしたね。

前回までのあらすじをご説明しますと、ゲージツ的感性にコンプレックスを持っていた僕(今でもですが)は、酔って描いたと思われる自分の絵の中に、アウトサイダーアートを見てビックリ仰天。何とかシラフでこれを再現出来ないもんかと悩むのでした。ここまでです。

そこでまず考えたのは、やはり街へ出て似顔絵屋を開く事。
身近な人達はあらかた描いてしまったし、老若男女のなるべく沢山の人を(できれば初対面で)描いてみたかったので、これは至極妥当な考えです。

ただ、こんな感じの絵なんですよ。

こちらからお金を払ったとしても、道ばたで無名の絵描きを相手に貴重な時間を割いてくれる奇特な人がいるとは、とても思えなかったんですね。

そこで考えました・・・。

自分と他の絵描きの絵の
「抱合せ販売」はどうだろうと。

これなら、一回の似顔絵代金で2枚分がもらえる事になり、お客さんにとってはお得感が増します。何よりこの活動では、「サービス」と「対価」を切り離し、普段の仕事のメンタリティを持ち込まない事が重要だったのです。
(要するに、お金もらって好き勝手描きたかっただけですけど。笑)

さらに何か仕掛けが必要な気もしていましたが、取りあえず、周りの友人に声をかけておりました所、学生時代の同期でイラストレーター兼画家の高橋(ハチュー)という男が話に乗ってきてくれました。

しかしこの男、同業ではありますが僕とは考え方が「水と油」。
酒を飲む度に口悪くけなし合い、場の空気を台無しにする仲です(笑)。

そんな訳ですから、すぐに奴の口から
「コラ。どうせなら勝負しろ!勝負!」と逆提案が飛び出し、
「あ?やってやろうじゃねぇか、コンニャロー!」と買い言葉。

「似顔絵バトル」誕生の瞬間です。(笑)


そうして行われた記念すべき第一回目の似顔絵バトルは、2000年のゴールデンウィーク、人もごった返す表参道でした。まだ同潤会アパートの建っていた時で、通りには工事中の建物が多く、露店の取締りもあまり厳しくなかった頃です。

僕とハチューが描き終わるまでお客さんには絵を見せず、制限時間の10分が経った所で作業は終了。一斉にお客さんの前に並べ、どちらか絵を気に入った方のグラスに似顔絵代金¥500円を放り込んでもらう、と言うルールが路上で受け初回からまずまずの入りでした。

似顔絵ポジ反転さらに、僕らは最初、露店の定番通り車道を背にし、人の歩く流れに向って座り、お客さんを描いていたのですが、対戦を重ねていくうちに見物人が集まり、僕らの後ろから覗き込む人がいたり、「俺にも描かせてくれよ」と通りすがりのオジサンも参戦したりと、思いのほか盛り上がってきました。

そこで、お客さんと僕ら絵描きの座る位置をクルリと反転した所アラ不思議。

瞬く間に人だかりができ、似顔絵バトルは「絵描き」と「お客さん(モデル)」の二極的な関係を飛び出して「見物人(ギャラリー)」に、そのものを「見せ物」として提供するパフォーマンスに変身してしまいました。

そしてその結果、絵描きとモデルは「舞台」に上げられ、「バトル」の展開にも緊張感が生まれる事にもなりました。

前の会話で生まれたのが「似顔絵バトル」のβ版だとしたら、実地試験を経て生まれたこの形が、完成形と言えます。

1)絵描きの勝負は実力+時の運。サービス以前に他の人よりも魅力的な絵を描く事が必須。タダ働きも多いけど、やはり勝手気ままに人様の顔を描けるのが最大の魅力です。

2)モデルは10分間公衆に自らを晒す代わりに、お得な値段で沢山の似顔絵をゲットできます。

3)ギャラリーは色々なタッチの絵が生まれる様をリアルタイムで観戦。


そして最初の一組目のお客さんさえ上手くつかまえれば、後は流れに乗るままです。人通りのある所なら間もなくギャラリーが増え、ルールを説明する手間をかけずとも、次から次に予約が入り、絵描きとしては一日中似顔絵を楽しめます。

「必要は発明の母」とは良く言ったもの。気付けば、大岡越前の「三方一両損」もビックリな展開で、思いもかけず面白い物が出来上がってしまいました。

以来、回を重ねるごとに参加者が増え、常連になった絵描きさんもいますし、路上だけでなく様々なイベントからもお声がかかるようになりました。そして僕にとっては、「似顔絵バトル」のお陰で自分の絵を試行錯誤するまたと無い機会をもらい、その年の秋に個展を開くことが出来ました。

トビラの絵はその時に展示した作品です。
「オリジナル」と胸を張って言える作品を買ってもらえた事は、値段以上に価値のある嬉しい経験でした。


以上かいつまんで(どこが?)思い出話をさせて頂きましたが、この「似顔絵バトル」は、シンプルなルールでまだまだ伸び代のある企画です。今後の展開にも是非注目して頂きたいと思います。



※長くなり過ぎて、
 また当日レポートを書く事ができませんでした・・・。
 続きは、次エントリー「結果報告/後編」で書きたいと思いますです。



表現したい人のためのマンガ入門 表現したい人のためのマンガ入門
しりあがり 寿 (2006/07)
講談社
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渋谷ブック1st、1階に平積みされていたので早速購入。
しりあがり寿さんが「楽しむ事」「楽しませる事」「売れる事」を嫌味無く丁寧に書かれています。
そして、正にこれを手軽に経験できるのが「似顔絵バトル」だと思います。この本を読んでバトラーとして参加すると、ちょっと面白いかも知れませんね。
一緒に買った村上隆さんの本では、ここら辺りがどんな風に語られているのか楽しみです。


芸術起業論 芸術起業論
村上 隆 (2006/06)
幻冬舎
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カバーだけならまだしも、表紙まで徹底したキモいデザインです(笑)。
この人をまた儲けさせてしまうのは悔しいですが、ジャケ買いしてしまいました。

前者と併せて、近々レビューをエントリーしたいと思います。



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