元祖ブログ寿司・鎌倉店
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【業務連絡】第?回「似顔絵バトル」を開催します(1)
2006年07月11日 (火) 15:32 | 編集
AOLのためのポートレイト 今回のエントリーは、ブログを立ち上げて初めての「業務連絡」です。

と言っても本業と言うわけではなく、イベントと言うかパフォーマンスの様なものの告知です。(なので、トビラ絵も初めて自分の絵をアップしてみました)
そしてこの「似顔絵バトル」とは、文字どおり似顔絵でバトルする事。

思いっきりあっさりと内容が想像出来てしまうんですが(笑)、コレ意外と奥が深いんですよ。

 
その面白さをお話する前に、まずは、そもそもどう言う経緯でこのイベントが開かれるに至ったか思い出してみます。 ※すいません。話が長くなりそうなので、早く日時などお知りになりたい方は、お先に公式HP(仮設)の最新情報へどうぞ(苦笑)。

僕がイラストレーションの仕事を始めて3〜4年ほど経った頃です。
誰でもそうだとは思うんですが、初めの頃と言うのは、とにかく仕事について行くのが精一杯、己を省みる余裕なんて無いものです。でも仕事に慣れてくるに従って「このままでいいのかな」なんて気持がムクムクと湧いてきますよね。僕の場合も一応例外でなかった訳です。

サムライブラザース
前のエントリーでも書きましたが、僕は、学生時代はろくに勉強もせず、なんの蓄積も無いまま成行きでイラストレーターになった男です。当時を思い出すと、よく3年ももったなと軽く寒気すら覚えます。
スクーターと女の子

(←↑はその頃の仕事ですが、こうやって見せられる質をみたした絵はあまり多くありません。)

そんな男が身の程知らずにも、たった3年チョット仕事した位で一丁前に悩むんですな。(以下、当時の心境と現在のツッコミです)



「なんか最近仕事がつまんねー!」
(↑甘えんな。まだまだ真剣じゃねーからだよ。)

「今みたいな誰でも描ける絵じゃダメなんだ!」
(↑へ〜、人並みに絵が上手いと思ってんのか?)

「売れてるヤツは、みんなオリジナルの絵で勝負してる!」
(↑関係ねぇ。貧乏なのは、技術も経験も足りないから。)

こんな感じの言い訳を、声高らかに周囲にまき散らしてたのが、当時の僕でありました。

しかしながら、これも通過儀礼と言いましょうか、今の僕があるのもこの時期を経験した結果。画業において、確かにひとつ収穫を得る事になるのです。

「誰にも描けない絵」「誰も見た事がない絵」という幻を追い求めていた僕は、とりあえず、心の師ブルース・リー師父の金言

「Don't Think. Feel !」

(考えるな、感じろ!)

の実践を決意。(笑。当時は真剣だったんです)押し入れの奥で見つけた "ぺんてるクレヨン" とメモ帳を携帯し、夜な夜な酒場へ繰り出しては、その辺の人をつかまえて手当たり次第に似顔絵を描いておりました。

既存のイメージに捕われない、単純に人の胸をうつ絵とは何なのか。
何のヒントも掴めないまま、描いては呑み、呑んでは描くと言った日々が過ぎたある日の事、いつもの様に酔いつぶれ、気付いたら自宅の部屋で朝を迎えておりました。

二日酔いでガンガン音をたてる頭を抱えながら、ふとテーブルの上に目をやると、昨夜も酒場で開いていたであろうメモ帳が放り出されています。酔っぱらってしまっては、絵など描く余裕は無かっただろうな、と反省しながら何気なくページをめくると一枚の絵が僕の目に飛び込んできました。


似顔絵1号


  「ん?・・・・ん〜・・・・・ん!?







解説すると、最初の「ん?」は、
「あ、なんだコレ?俺こんなの描いた憶えねぇぞ・・・。」

次ぎの「ん〜」は、
「はは・・。それにしてもヘンテコな絵だな、誰が描いたんだ?・・・でも良く見たら面白えじゃねーか。クソッ、ちょっと悔しいぜ。・・・左のは多分サインだな・・・。」

そして最後の「ん!?」の後、思わず口をついて言葉が出ました。

「俺が描いてんじゃん!!」





・・・・・・・・・・。

「どう見ても絵が退化してます。」とツッコむべからず(笑)。


この事件は、僕の絵に対する姿勢に大きな変化をもたらしました。
何を描いても、どんな画材をつかっても、描き終わるとつまらなさしか感じなくなっていた自分にとって、他人の作品ならともかく、他でもない自分自身の作品を見て、感動を覚えたのは初めてだったからです。

この絵を眺めていたら、描いた人間(僕ですけど)がどんなに楽しんで描いていたかが目に浮かぶようでした。

惜しむらくは、描いたはずの僕自身がその感覚を思い出せない事ですが、少なくとも、自分は絵を楽しむ気持を忘れていなかったと言う事の方が何倍も嬉しく、胸の中に一筋の光が差し込んで来た様な気分になりました。そして、それまで僕の頭の中を占領していた「自分にしか描けない絵」など、実に取るに足らない事だと思えるようになっていたのです。

と言うわけでこれ以後は、
新たに「シラフで自分を感動させる絵を描く」というテーマが、僕の前に立ちはだかるわけです(笑)。




※前置きだけで終わってしまいました・・・。
 続きは、つぎのエントリーに書きたいと思います。
 次こそは「似顔絵バトル」誕生秘話です。はい。


今日の芸術―時代を創造するものは誰か 今日の芸術―時代を創造するものは誰か
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モノを造る仕事をしていて、岡本太郎の言葉に勇気づけられた人は多いと思います。
上は、鈴木誠一デザイン室の装丁も潔い一冊。僕の座右の書です。


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コメント
この記事へのコメント
なるほど
退化は進化の源なのですね。スバらしい!
また行こうかしら。似顔絵バトル。今度描いてもらったらどうなるだろうね。ってお前も描けってか。
2006/07/13(木) 10:33 | URL | otoshimono #-[編集]
お待ちしてます!
真夏のまっ昼間のバトルなんて、気狂いじみてますが(爆)何とか木陰の濃い所をキープしてみようと思います。
otoshimonoさんとも是非お手合わせ願いたいです。携帯にお電話頂ければ、詳しい場所にご案内します。もしお暇でしたらお気軽にどうぞ!
2006/07/13(木) 16:11 | URL | ゴロー #aDteOCQM[編集]
優勝おめでとうございます!
先日はステキな似顔絵ありがとうございました。
なかなか「審査基準」に悩む似顔絵をみなさまに描いて頂き、たいへん楽しめました。実物はRen氏から明日あたりいただけるとのことなので、近日中にブログにレポート書きマス。
2006/07/24(月) 14:30 | URL | emix #3RGiHp9Y[編集]
ありがとうございました!
今回はさすがにダメかなと思っていましたが、なぜか優勝してしまいました。emixさんを描かせて頂いた時に勝たせて頂いたのが勢いに乗ったきっかけです(笑)。
途中まで星が付いていないのは僕だけでしたから、今回はちょっと出来過ぎな展開で自分でも驚きです。
2006/07/26(水) 08:10 | URL | ゴロー #6Zy7usvE[編集]
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