元祖ブログ寿司・鎌倉店
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【個展】初日、無事終了
2007年12月29日 (土) 00:43 | 編集
 お疲れさまでした!

前日搬入を終え、本日(28日)無事に初日を迎える事ができました。暮れのお忙しい中足を運んでくれた皆様、ありがとうございました。(Y澤氏、Oさんとお子さん達。どちらも本当に久しぶりでした。懐かしかったです。今度は鎌倉でじっくりお話しましょうね。)

開催を決めた当初、きっかけが発作的だった事、そして作家としてのテーマがはっきりしない事が大きな障害になり、展示プラン以前に「俺は何を伝えたいんだ?」という問いにすら答えが出せずに準備がなかなか進まなかったのですが、考えが一巡した結果「0」に何を掛けても「0」だと悟り、まずは「1」を作り出す事を自分なりの目標に据えました。

その具体的な経緯については、会場で配付中の作家のインタビュー記事内にあります。本来は、会場の様子と合わせて現在の展示内容をご説明しようと思っていましたが、今日は機材の忘れてしまい写真をアップできませんので、ご興味があれば事前情報として以下から読んで頂きたいと思います。


今年の開催日は30日までであと二日。個展も当ブログも合わせてチェックして頂ければこんなに嬉しい事はありません。


どうぞよろしくお願いします。

※詳しい開催日時、場所はこちらのエントリーでご確認下さい。




【面接】この展覧会は何ですか。答えなさい。
     '07年12月21日/ 鎌倉市由比ガ浜 作家アトリエにて


【答え】

嶋野(以下S);よろしくお願いします。

では最初の質問に参ります。まず、今回の個展に何故こう言ったタイトルを付けたのか伺えますか?

S;はい。まずは今回の展覧会についてですが、自分にとって、グループ展などを除けば七年ぶり二回目の個展になります。そして、所謂白い箱を使った個展と言う点では実質今回が初めてです。前回は、高円寺のモーガンカフェと言うお店の壁をお借りした展示だったのですが、タイトルに関しては、その頃の状況からお話しした方がいいかも知れません。

実を言うと当時は、学校を卒業して何で食べて行こうか考えて最終的に残った選択肢を選んだらイラストレーターになってしまったと言う感覚で、特に描きたいものなんて無かったんですね。タイミングや周りの人に恵まれて幸運な環境だったのに、駆け出しの自分としては仕事が欲しい一心で、その時点では個展で何かを発表をすると言う発想はありませんでした。いずれ名を上げたらやってもいいかなとは思っていましたが、別にその状況がマズいとも思ってませんでしたし、絵描きとして社会の一員に加われるだけで満足していましたから。

ただその一方で、月日を重ねるうちに段々と何か物足りなさも感じてきました。自分が何を描きたいのかは分からないけど、お客さんのリクエストするテーマはどんどんやってきますから、それに合わせて必要な絵柄を色々と描いてきました。それはそれでやり甲斐や面白さがありますが、それらはあくまで他人のテーマによって出来た絵柄。自分でひねり出したテーマから出来た絵柄ではない訳で、経験を重ねて技術的に蓄えられていくものはあるものの、増えていく作品の中にそれらを貫いている自分なりのテーマが無いから、精神的な成長というか蓄積が実感できなくて、本来なら過去の仕事を評価されての依頼なのに「前の感じで描いて下さい」って言われる事が少しづつストレスに感じるようになってしまいまして。一つ一つの仕事に集中する事が難しくなってきてしまった。

つまり、まず個展をするきっかけとしては、自分のカラーを作りたいと言う事が動機だったと。

S;そうですね。当たり前ですけど、テーマの段階で、自分とお客さんが何処かで重なっていると言うのが一番幸せな仕事の仕方だろうと。さっき話したやり方でも、結局は自慢できる程のバリエーションができるわけじゃないですし、時間の制約もあるから、十の内、四つ五つの仕事はテーマと絵柄の関係なんか考えずに割切って描くようになってしまう。でも、絵ってもっと楽しく描くものだろう。描かなくっちゃならない。そう言う辛くなってきちゃう状況をなんとかしなくちゃならない、と言う動機が一つ。それともっと長いスパンで、一生絵描きとしてやっていけるかと言う事を考えた時、今の自分から仕事をとったら趣味ですら絵を描かなくなっちゃう、本当にただの人になっちゃう。そう言う怖さがあって、このままの状態でやがて仕事自体にも段々愛着が薄くなってきちゃう様なら、イラストレーターを続けていく自信も無いし、ましてや絵描きとしても新しいものをずっと作っていく事はできないだろうと。

七年前には、そう言う事を感じて自分なりに一歩目を踏み出したつもりだったんだけど、続かなかった。その二歩目が今回の展覧会という事です。まあ一月前(11月中旬)に勢いで「やろう」と決めたんだけども(笑)。

で、そろそろ本題に入りたいんですけど(笑)要するに『アーティスト四級』っていうのは‥‥。

S;はい(笑)。今お話しした経緯があって、今回のタイトルではイラストレーター、アーティスト各々の立場で、今の自分の立ち位置を表現しています。つまり、アーティストとしてはもうスタートもいい所、「英検四級」くらいの感覚なんだけど、イラストレーターとしては一応十年のキャリアがあるので、まあ今の所三級くらいのグレードにしてもいいだろうと。さらに、新しいステージに上がるためのテストと言うか、自分を試す意味で『試験』という言い方になったんです。ただ、そもそもテーマが形になってない状態で、正直「何だと思います?」ってこっちが聞きたい気分ですから(笑)、本試験の前のセンター試験みたいな、「これを通過しなくちゃ何処へも行けませんよ」って言うニュアンスを『共通一次』という部分で出したつもりです。

【つづく】




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