元祖ブログ寿司・鎌倉店
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IN & OUT
2007年03月12日 (月) 02:57 | 編集
INOUT
 数年前、タイトルは失念してしまいましたが、養老孟司さんの本を読んで印象に残った事で「入力と出力」についての話がありました。当然機械的なものではなく人間についてのINとOUTなんですけれども、自分にとって痛い所をつかれたなと思ったものです。

 
要点を言えば、人の五感から「入力」された情報が、脳を経て体のアクションという形で「出力」され、その結果がさらに五感によってループする自然なサイクルの事なんですけれども、今の人という言い方は嫌いですが、皆そのサイクルが出来ていないのではないか。「入力」に偏りすぎ、「出力」を怠っているんではないか。と言う話だったと記憶しています。

さわりだけ読めば、「なーんだ、どうせもっと体を使えって事だろ?」と早合点してしまいそうですが、単純にそれだけと言うでもないみだいです。


例えば「文武両道」という言葉は、単純に「勉強もスポーツも一生懸命」という意味でなく「文=入力→武=出力」あるいはその逆「武=入力→文=出力」と捉えなさい、と。さらに、入力した情報を「文」のみ、頭の中だけで展開させる方法もまた立派な入出力サイクルであると仰っています。

要するに「本当の知恵、本当の経験ってのはこう言うモンだよ」って事なんだと思います。「子供は外で遊べ」とか、心の発育と運動の関係が常識的に重視さてきた事についても、意外と裏づけあるんだな、などと感じました。

とまぁ、この後もこんな感じでいろいろ為になるお話が続きますが、これを読んでいた時分、少しばかりものを読んだり見たりして何かを貯えていた気になっていた自分に、「もっと展開しろ」「もっと表現しろ」とズバり言われた気がして、恥ずかしい気持ちになったのを憶えております。


この時に限らず、この問題は面倒くさがりで体裁ばかりを気にする自分にとって、事あるごとに目の前に現れる大きな宿題です。


素晴らしい作品を見たり読んだりした後に、同じレベルの表現が出来ないからって面倒がって何も出力しないなんて勿体無い。内容は何だっていい。入力にかけた同じ時間をかけて何かしら出力すればいいじゃないか。

数年たった今相変わらず絵筆は重いままですが、人生何度目かの転機を迎えたこの時期にそんな事がふと思い出され、ブログという新しい「出力」のチャンネルが、表現ベタな僕のアタマとカラダが少しはほぐしてくれるのではないかと、密かに期待しています。



バカの壁 バカの壁
養老 孟司 (2003/04/10)
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蛇足ですけど、引越し先で息子が通う事になった保育園は、偶然養老さんが理事長をお務めになっている所でした。活動に両親が積極的に関わっている点、縦割り保育モンテッソーリの考えを取り入れていて何かと興味深いポイントが沢山あるので、春からの通園を実は子供より楽しみにしてたりします(笑)。
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